2022年10月12日
寄生バエの羽化2匹目
管理中の寄生バエ(ヤドリバエ)のサナギが、また羽化しました。中断左端のサナギです。
翅は伸びきっています。
まあ、ヤドリバエですな。
抜け殻。
羽化した個体は、前回同様オオカマキリの生餌となりました。
■追記
さらに2匹追加で羽化が続いていますが、今後は同様の繰り返しみたいな内容になるのでこれにて寄生バエ羽化の記事は終了。
2022年10月10日
ツマグロヒョウモンの寄生バエが羽化
ツマグロヒョウモンの幼虫を確保してから飼育を続けていました。
2匹がサナギになって1匹が前蛹になるところまでいきましたが、このうち前蛹から寄生バエの幼虫が出てきました。
前蛹は中身が空の状態になったので撤去しましたが、その後さらに寄生バエの幼虫が出現。2匹のサナギのどちらかから出てきたようです。サナギを調査してみましたが、排出口を確認できなかったのでこのまま撤去しないでおくことにしました。
ツマグロヒョウモンも含め、確保していた幼虫が蛹化したサナギから出てきた寄生バエの幼虫のその後。サナギになった状態で管理中。
しばらくして、右上のサナギが羽化。寄生バエの成虫です。
羽化したばかりのようで、翅がまだ伸びきっていません。
この個体は貴重なたんぱく源でもあるので、翅が伸びきる前に飼育中のオオカマキリの生餌としました。幼虫の命が寄生バエの命となり、その命が今オオカマキリの命になったわけです。
2022年09月29日
ツマグロヒョウモンがサナギに
2022年09月28日
ツマグロヒョウモンの寄生数は5匹
今回もグロ系なのでモザイクをかけますが、画像をクリックするとモザイク無しの画像がでます。
サナギから出てきた寄生バエの幼虫のことをここで書きましたが、全部で5匹が出てきました。そのうちの4匹はその日のうちにサナギになっています。大きさが違うのが謎。
とりあえず、正体を確定したいので羽化まで確保します。まあ寄生バエなんでしょうが。
2022年09月26日
サナギから出てきた寄生バエの幼虫
【警告】
今回はグロ画像になるので当該画像にはモザイクをかけますが、画像をクリックするとモザイク無しの画像が現れるので注意。
前にツマグロヒョウモンのサナギのことを書きましたが、そのサナギから寄生バエの幼虫が出てきました。
右に見えるのが出てきた寄生バエの幼虫、左はサナギから漏れた体液。
寄生バエの幼虫はウジ虫型なので、とがったほうが頭です。お尻のほうには気門があります。
これは以前に撮った寄生バエの幼虫。右端の2つの黒い丸が気門です。
気門はこのサナギの3か所で確認でき、AとCではすでにサナギの表面が破られて体液とともに幼虫がうごめいています。Bはサナギの表面がまだ破られておらず、虹色に光る膜の内部に透けて見えている状態。
すでに出てきた幼虫のほかに、少なくてもまだ3匹の幼虫がサナギの中にいることになります。
Cでは、中の幼虫がかなり動いています。呼吸をしているのでしょうか。
いずれにしろ、このサナギはもう羽化することはないのでふたの裏から切り離しました。
きれいなツマグロヒョウモンの成虫を見ることができなくなったことは残念ですが、このようにしてバランスをとっているのが自然なんだということですな。
今回はグロ画像になるので当該画像にはモザイクをかけますが、画像をクリックするとモザイク無しの画像が現れるので注意。
前にツマグロヒョウモンのサナギのことを書きましたが、そのサナギから寄生バエの幼虫が出てきました。
右に見えるのが出てきた寄生バエの幼虫、左はサナギから漏れた体液。
寄生バエの幼虫はウジ虫型なので、とがったほうが頭です。お尻のほうには気門があります。
これは以前に撮った寄生バエの幼虫。右端の2つの黒い丸が気門です。
気門はこのサナギの3か所で確認でき、AとCではすでにサナギの表面が破られて体液とともに幼虫がうごめいています。Bはサナギの表面がまだ破られておらず、虹色に光る膜の内部に透けて見えている状態。
すでに出てきた幼虫のほかに、少なくてもまだ3匹の幼虫がサナギの中にいることになります。
Cでは、中の幼虫がかなり動いています。呼吸をしているのでしょうか。
いずれにしろ、このサナギはもう羽化することはないのでふたの裏から切り離しました。
きれいなツマグロヒョウモンの成虫を見ることができなくなったことは残念ですが、このようにしてバランスをとっているのが自然なんだということですな。
2022年09月22日
ツマグロヒョウモンの幼虫とサナギ
先日ツマグロヒョウモンの幼虫を庭で発見しました。スミレやビオラの葉を食べる幼虫です。
上から見ると、1本のオレンジ色の線が見えます。痛そうに見えるトゲがありますが毒は無いです。
翌日も撮影しようと一時確保していたら、なんと!ふたの裏にぶら下がっていました。サナギになる前の「前蛹」の状態です。
こうなるともう動かせないので、このまま保護することにした次第。
そしてサナギになりました。展開が早すぎてまいってますw
サナギには金属光沢をした突起があります。一部の貝の貝がらの裏のように虹色に反射します。
暗いところで光を当てると、突起が反射してホラーになりますw
この先どうなるかですか、ツマグロヒョウモンは年に何回も発生する蝶なので、その発生時季によって幼虫で越冬したりサナギで越冬したりします。早めに発生した個体は、年内に羽化することもあるようです。
とりあえず、外気温に近い車庫の中に保管して様子をみようと思います。