2020年09月23日
大小約20匹のナミアゲハ幼虫
2本の甘夏の木には、2齢から5齢(終齢)の幼虫が約20匹とサナギが1匹います。
1枚撮ると4匹の終齢幼虫が写る密度。
こっちは4齢幼虫が2匹。
こっちにもあわせて4匹います。
2齢から3齢の幼虫が6匹写っています。
葉はどんどん食べられていますが、甘夏の剪定を中断中なのでどんどん伸びる枝や葉で何とかなりそうなかんじ。
来年の夏には、庭を舞う成虫に会えればいいなと思っています。
2020年09月22日
2020年09月16日
様々なアゲハの幼虫
2020年09月13日
アゲハ産卵の第三波到来
サナギは元気にしてるかなと見てみたら、なんと、そこに卵が付いていました。同じナミアゲハの卵と思われます。
なんでここに産んだのかわかりませんが、大丈夫だと思うのでとりあえず放置。
・・・ということは、まだ卵があるはずだと探したところ、ありました。
現在のサナギの世代、幼虫の世代、そして今回の産卵で第三波目になります。
孵化直後の幼虫もいるということは、数日前に産卵があったと思われます。
ややっ!レモンの木にも卵を発見。
恐らく全部で10個ぐらいは産んでいると思いますが、とりあえずこのまま観察続行。
レモンの木で今後孵化した幼虫は一旦甘夏に移しますが、まじに食草が足りなくなった場合はこのレモンの木も提供する予定。
いいかんじで樹形ができてきた段階なので本当は提供したくないわけですが、空腹で悲しむ幼虫は見たくないのであげますw
先日孵化した第二波の幼虫は早くも1cmぐらいにまで成長し、順調に育っているようです。
葉っぱがどんどん無くなっていきますw
2020年09月11日
食樹でサナギになる事象発生
ここで垂直な枝で動かなくなっている5齢幼虫のことを書きましたが、なんと、前蛹になりました。
そして、サナギになりました。
前までここにいた他の幼虫は越冬サナギになるためにここを離れて旅立ちましたが、この個体はここを離れずにサナギになったということは、年内の羽化を予定している可能性があるかもしれません。
ちなみに、〇印の位置でサナギになりました。葉や枝がある奥のほうで、雨風を防げる場所です。
体を支える糸を回避しながら幼虫の皮を脱ぐ技術には毎度毎度感心するのですが、サナギになってからはサナギの皮で糸を挟み込んで固定する技術は、もはや摩訶不思議のレベル。サナギの表皮が膨張したからこうなったといえばそうなのですが、こういうひとつひとつの工程を確実に実施して成功しながら羽化につなげるということは、例えば車などの機械製品ができるまでの組み立て工程や品質管理をすべてクリアして製品ができることと似ています。
このサナギには、これから上手に這い出して翅を広げる大仕事が待ち構えていますが、それだけの中にも多くの事故要因が存在しており、それらをすべて完璧にクリアしなければ羽化は成功しません。
昆虫という生命体のものすごさにあらためて感心するとともに、この個体の羽化が成功するよう祈るばかりです。
体格が小さかった4匹目の幼虫もすっかり太って大きくなり、とりあえずひと安心。
孵化した幼虫も大きくなってきました。この幼虫は4mmぐらい。
こっちは6mmぐらい。
2020年09月10日
2020年09月09日
ナミアゲハが産卵か!?
現在2匹のナミアゲハの幼虫がいる甘夏の木ですが、ふと葉を見たら1mmぐらいの黄色い粒を発見。
え、なに、まじなの?たぶんナミアゲハの卵です。どこかのナミアゲハのお母さんがいつの間にかやってきて卵を産んでいきました。
越冬サナギになるためにどんどん幼虫が旅立ってゆく昨今、また新たな観察ができそうです。
葉の表裏をくまなく調べたら、11個の卵がありました。いやはや、夢のようです(^O^)
でもこの11個の卵が運よく全数孵化してどの幼虫も健康的に育つと仮定した場合、問題になるのが食べる葉の物理的な量です。
このまま枝の剪定もせずに枝と葉を伸ばし放題にして、ようやくギリ間に合うと思われる想定。万一の場合は2鉢分のレモンの木も食草に追加しつつ、なんとか乗り切ろうと思う次第。
2020年09月08日
5齢になったナミアゲハの幼虫
2020年09月06日
2匹旅立ったアゲハ幼虫
2020年09月03日
アゲハ幼虫の引っ越し
レモンの木にいるナミアゲハの5齢幼虫ですが、葉が残り少なくなる前に隣の甘夏の木に移すことにしました。
甘夏の木に移った5齢幼虫。体長は4cm弱。移す時は慎重にゆっくりやったので、黄色くて臭い「臭角」も出させずに済みました。
外部から刺激を受けたときに威嚇のために出す臭角ですが、あれを出すために幼虫は結構な体力を使うらしく、あまり出させると弱ってしまうそうです。
レモンの木にいたもう1匹の幼虫は、すでに自分で隣の甘夏に移ってました。体長は3cmちょっと。黒い色素が目立ちます。
これは、最初から甘夏の木にいた個体。体長は3cmちょっと。この個体も黒い色素が目立ちます。
最初から甘夏の木にいたもう1匹の個体。体長は1cmで、成長の遅れがやや心配。
生き物には一定の割合で生命力の弱い個体がおり、その場合は是非に及ばずなわけです。
年内に羽化するのであればこの木の中でサナギになりますが、この時季の幼虫だと越冬サナギになって来年の初夏に羽化するものと思われます。その場合は、今までいた木を離れ、どこか遠くでサナギになります。
前に、オオモンシロチョウの幼虫が10mぐらい離れた場所で越冬サナギになったことをここで書きましたが、今回もこのパターンかもしれません。複数の例がありますが、いずれも南側の壁面で、雨や雪が当たらないひさしのようなものがある場所でした。