2022年01月17日
2021年06月21日
2021年05月17日
野原風花壇のサナギが羽化
2021年05月13日
ナミアゲハが羽化(5匹目)
2021年05月12日
寄生バチ「アオムシコバチ」を確認
ナミアゲハのサナギに穴が開いているのを先日発見しましたが、羽化ケースの中で小さな黒い点を発見。アゲハのサナギに寄生するアオムシコバチです。
ケース内を見ると10匹ぐらいいたので捕獲したら、11匹いました。
半日経過後、ケース内で12匹を捕獲。計23匹いました。
左が、先日発見していた2個の穴。その反対側を確認したら、さらに1個の穴が開いていました。他のサナギも全数くまなく確認したのですが、穴は見つかりませんでした。
アオムシコバチの羽化はこれで終わりとは断言できず、他のサナギも含めてさらに穴をあけて羽化してくるかもしれません。
かわいそうとか残念とか感情移入したくなる事象ですが、これは自然の法則であって善も悪も無いことなので、アオムシコバチを憎むのは人間のエゴなのであります。
このサナギはもう羽化することはありませんが、ひとつの命が別の生き物に伝承したわけであり、こうして様々な生き物が生きています。誰かが誰かの個体数を減らし、それが相互に行われて全体のバランスがとれているわけです。人間ごときが脊髄反射すべきことではないのであります。
2021年05月12日
またナミアゲハが2匹同時に羽化
昨日サナギの色が変わっていた2匹が無事に羽化しました。
1匹ずつ指に乗せて、野原風花壇に移動。
指に乗せるのは、人間の臭いを知らせるためでもあります。幼虫時代にそばで見守ったり冬の間ずっと面倒見たのはぼくですよーというメッセージですw
2匹を移動。ここで外の匂い、風、太陽光を認知させます。
ナミアゲハは大きな蝶なので、各部のつくりがダイナミックです。
ぁぃさんのことを憶えておくんだよー(^O^)
2匹のサナギの抜け殻。いつもながら哀愁が漂う次第。
ふたの裏の4匹のうち3匹が羽化しました。残るはこの1匹。色が変わってきているので、数日後に羽化しそうです。
棒組のうちの1匹の色が変わっています。緑色のサナギだと変色がはっきりわかりますが、褐色のサナギは白黒のコントラストが確認できるかどうかが目安です。この個体は明日か明後日には羽化しそうです。
他に、蛾も羽化したことや寄生バチを確認できたことなど、追って別記事で書く所存。
2021年05月11日
ナミアゲハが2匹同時に羽化
羽化ケースの中を見たら、成虫の姿がありました。
昨日羽化しそうになっていたサナギが無事に羽化したようです。
このミニミニ飼育ケースは、庭にころがっていたサナギを入れていたもの。発見時のサナギにはダメージがありましたが、念のため保護していました。羽化は9割9分無理だと思っていたので未公開にしていましたが、奇跡の羽化です。
正直、生きていたとはっ!という驚き。昨日までサナギの変色もありませんでした。
野原風花壇に放虫。ここでゆっくり休んでもらって、飛び立ちたい時に飛び立たせます。
いやはや、めでたい。あの時拾っておいてよかった次第。
両前脚のスネのところに突起が見えますが、これは葉状片と呼ばれるもの。触角を掃除する時に使われるようです。
大切に育てているウチの甘夏の葉を食うだけ食った愛らしき悪者w
そのかわり、翅に甘夏の実が実ったようです。
一方、こちらは羽化ケースで羽化したほうの個体。そっと指に乗せて野原風花壇に移動させました。指の指紋やしわも立派な個人情報なのでぼかしていますw
不意打ちの2匹同時羽化。上が羽化ケース個体、下がミニミニ飼育ケース個体。
幸せは案外身近なところにあるものかもしれません。
羽化ケース個体。立派になったなあ。
羽化ケース個体の抜け殻。きれいに羽化しています。
こっちは、ミニミニ飼育ケース個体の抜け殻。
きれいに亀裂が入っています。
ふたの裏を見てみると、さらなる羽化の兆しがありました。「上」と「下」のサナギです。
これも明日か明後日には羽化しそうです。
羽化はサナギから出てくる瞬間もハイリスクな時なので、この最後の難関を超えて初めて羽化成功なわけです。
脱皮や蛹化など数々の難関を乗り越えてきたナミアゲハ、ようやく最後の難関です。ここを無事に乗り越えられるよう、ぁぃさんは「焦らず慎重にな」とテレパを送りながら神に祈るのであります。
2021年05月10日
ナミアゲハのサナギに羽化の兆し
羽化ケース内で羽化を待つナミアゲハのサナギですが、1匹に変化がありました。
ケースのふたの裏には4匹のサナギがいますが、そのうちの1匹です。
サナギが半透明になり、黒と黄色が透けて見えています。
ここまでくると、もう数日で羽化するかも。
蛾のサナギも色が黒くなってきました。羽化に近づいています。
こちらのサナギには別の異変。丸い穴が2個開いています。
何かに食い破られたような人工的な穴です。中から寄生バチの幼虫が出てきた穴と思われますが、ケース内の見える範囲には幼虫もそのサナギも成虫も確認できませんでした。
アゲハに限らずサナギが寄生されていることは自然現象なので、寄生バチにも春が来たということなわけです。
2021年04月23日
今日のナミアゲハサナギ
2021年04月03日
ナミアゲハ越冬サナギのようす
大型飼育ケースの中で越冬中のナミアゲハのサナギ。ふたについている4個体のうちの2個体。特に変化はありません。
もう2個体。こっちも変化はありません。
割り箸組の6個体。奥の1個体が何だか変です。
この色の変化は羽化前に見られる黒ずみではありません。頭部付近も異様に白くなっています。
小梅の木の下で偶然見つけて保護したサナギなのですが、落下したショックなどが何らかの悪い影響を及ぼしていたのかもしれません。
とりあえず、このまま様子を見ます。
蛾のほうのサナギは特に変化はありません。