2024年11月05日

エビガラスズメの終齢幼虫を緊急保護

エビガラスズメの終齢幼虫を緊急保護

さっき庭を歩いていたら、突如目の前にスズメガの幼虫が出現。もこもこ歩いていました。


エビガラスズメの終齢幼虫を緊急保護

エビガラスズメの終齢幼虫です。前に10匹以上の生息を確認していた柵のアサガオはとっくに撤去済みなので、どこか別の場所からやってきたようです。
サナギになるために土に潜る場所を探している状況なのですが、今晩以降ずっと最低気温が0℃近くなるのでけっこう危機的なわけです。


エビガラスズメの終齢幼虫を緊急保護

そんなわけで、一度保護してこの中でサナギになってもらうことにした次第。置き場所は車庫なので、一桁の気温までは下がりません。
無事にサナギになったら羽化用特大飼育ケースに移し、来年の羽化まで管理する予定。
posted by ぁぃ♂ at 12:19| 岩手 ☀| Comment(0) | スズメガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月04日

エビガラスズメのサナギは越冬か?

エビガラスズメのサナギは越冬か?

保護中のエビガラスズメの2体のサナギは、1体が10月5日に羽化したことは投稿済み
残る1体ですが、体も黒くならずに全く変化なしです。あまりにも変化がないので少しつついてみましたが、ピクンと動いたので生きているようです。ということは、今年は羽化する気が無くて冬を越すつもりだということになります。
さてさて、来年の初夏あたりまでこのまま管理しますなのであります。
posted by ぁぃ♂ at 08:23| 岩手 ☔| Comment(0) | スズメガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月05日

エビガラスズメが羽化

エビガラスズメが羽化

エビガラスズメのサナギ2体のうちの1体が、人工蛹室ではないところにありました。ケース内を見ると、上のほうに羽化した成虫がとまっていました。


エビガラスズメが羽化

寄生も無く、無事に羽化できました。


エビガラスズメが羽化

よかったよかった(^O^)


エビガラスズメが羽化

上下逆向きになっていますが、複眼と触角。


エビガラスズメが羽化

羽化した個体を外に出したら、少し翅を開いてくれました。エビガラスズメの名前のとおり海老柄です。


エビガラスズメが羽化

まだ羽化したてかもしれないので、野原風花壇に放して体が温まるようにしました。好きな時に飛び立っていくでしょう。


エビガラスズメが羽化

抜け殻。きれいに羽化できたようです。


エビガラスズメが羽化

残る1体も待機中。今の時点で寄生虫が出てきてないので、多分大丈夫でしょう。
posted by ぁぃ♂ at 12:31| 岩手 ☔| Comment(0) | スズメガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月05日

セスジスズメの中齢幼虫

セスジスズメの中齢幼虫

体長3cmだったセスジスズメの幼虫は、脱皮して5cmぐらいの中齢幼虫になってました。


セスジスズメの中齢幼虫

色模様は少し迫力が出てきました。


セスジスズメの中齢幼虫

紋は繊細な色模様になりました。


セスジスズメの中齢幼虫

近くの別の植物の葉の裏に、脱皮殻が付いてました。食草のヒルザキツキミソウをいったん離れ、脱皮後にまた戻ってきたようです。
posted by ぁぃ♂ at 07:17| 岩手 ☁| Comment(0) | スズメガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月03日

宿主を狙うヤドリバエ

宿主を狙うヤドリバエ

エビガラスズメの終齢幼虫の近距離で様子をうかがうヤドリバエ。この幼虫はすでに何か所かに産卵されています。
宿主を狙う時のヤドリバエの動きはハエの敏捷な動きではなく、人を狙う蚊のようにしつこくまとわりつくように飛び回ります。そしてすぐそばまで寄ってじっと見ていますが、この時はカメラを近づけてもなかなか逃げないほど凝視しています。
まあ、いつものことながら自然界はみんな生きるのに必死です。正義はそれぞれにあるわけです。
posted by ぁぃ♂ at 18:23| 岩手 ☁| Comment(0) | スズメガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月26日

2体のエビガラスズメのサナギ

2体のエビガラスズメのサナギ

保護中のエビガラスズメのサナギを人工蛹室兼羽化部屋に移しました。順調にいけば、2週間ほどでここで羽化します。
緑色の給水スポンジ(オアシス)には水を吸わせています。


2体のエビガラスズメのサナギ

ピコピコ動く反応があったので生きています。


2体のエビガラスズメのサナギ

こちらもピコピコ。


2体のエビガラスズメのサナギ

複眼のあたりが少し色づいてきています。


2体のエビガラスズメのサナギ

サナギになったときに脱いだ幼虫の皮。頭部にもきれいに亀裂が入っています。


2体のエビガラスズメのサナギ

もう1体のほう。こちらもきれいに脱げたようです。
posted by ぁぃ♂ at 12:10| 岩手 ☁| Comment(0) | スズメガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月25日

大きくなったセスジスズメの幼虫

大きくなったセスジスズメの幼虫

庭のヒルザキツキミソウに生息中のセスジスズメの幼虫は、発見時には2cm弱でしたが3cmぐらいに大きくなりました。
体の色模様は変わっていませんが、皮のシワが伸びて紋の間隔も広がっています。


大きくなったセスジスズメの幼虫

脚の色にも変化があり、黄色っぽかったものがオレンジ色っぽくなりました。


大きくなったセスジスズメの幼虫

くまなく調べたところ、生息しているのはこの1匹だけでした。食べ物は十分にあるので、このまま自然の姿を観察していこうと思う次第。
posted by ぁぃ♂ at 08:44| 岩手 ☁| Comment(0) | スズメガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月21日

生息中のエビガラスズメの幼虫

生息中のエビガラスズメの幼虫

マルバアサガオと西洋朝顔に10匹ぐらいいたエビガラスズメの幼虫は、どんどん終齢になってサナギになるために周囲に散っていきました。
現在いるのは4匹。そのうちの3匹も終齢なので、そろそろ旅立つと思います。


生息中のエビガラスズメの幼虫

少し前に5mぐらい離れたところでモサモサと歩くエビガラスズメの終齢幼虫を発見。見覚えのある幼虫です。追いかけながらしばらく見ていると、やがてある一点の土を掘り始めました。ここに決めたようです。

エビガラスズメの終齢幼虫は、サナギになる時季が来ると育った場所を離れて土に潜り、その中に部屋を作ってサナギになります。そのまま冬を超え、次の年の初夏ごろに部屋の中で羽化して地上に出てきます。
幼虫は終齢になるといつも突然姿を消して旅立っていくので、いつもさみしさだけが残ります。今回こうした場面に出くわすことができ、初めて「さようなら」と「がんばれよ」を言えました。何事もなく、無事に羽化することを祈ります。
posted by ぁぃ♂ at 10:51| 岩手 ☁| Comment(0) | スズメガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月20日

セスジスズメの幼虫を発見

セスジスズメの幼虫を発見

混合種を蒔いた庭の一角で生存中のヒルザキツキミソウ(桃色昼咲き月見草)に、黒い幼虫がいました。セスジスズメの2齢幼虫と思われます。体長は2cm弱。


セスジスズメの幼虫を発見

セスジスズメの幼虫はホウセンカにつくことで有名ですが、調べてみたらヒルザキツキミソウにもつくようです。くまなく探して1匹しかいませんでしたが、まだいるかもしれません。
今生えているヒルザキツキミソウの葉の量を食草として考えた場合、現在の幼虫が終齢幼虫に育つまでに食べる量は十分にあります。ただし、数匹ぐらいまでなら間に合いそうですが、それを超えると足りなくなるかもしれません。
ヒルザキツキミソウは、生命力が高くて抜いてもすぐまた根から生えてきますし生長も早いです。それでも足りなくなった場合は、野原風花壇に生えているヒルザキツキミソウに移すか、別の場所に生えているホウセンカに移すことも想定中。ヒルガオ科も食草のようなので、アサガオの葉も射程内に入ります。
ただ、個体によっては最初に食べていた種類の葉しか食べ続けないこともあるので、ルール通りにいくとは一概に言えない次第。
何はともあれ、この幼虫は遠くから監視して見守ってみます。
posted by ぁぃ♂ at 18:34| 岩手 ☁| Comment(0) | スズメガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月15日

エビガラスズメの幼虫がサナギに

エビガラスズメの幼虫がサナギに

保護中だった2匹のエビガラスズメの幼虫は、前蛹になったあとサナギになりました。前蛹になる前に食べるのをやめ、それから少しして2匹を分けてちぎった紙を入れて様子を見ていました。
今後は羽化部屋を構築し、そっちに移す予定。寄生されていなければ、羽化は来年の夏になります。

■今回の観察と考察
・幼虫が蛹化場所を探すためにケース内を激しく動き回る
 ↓
・1匹がやっといい場所を見つけて落ち着くと別の個体がその上も含めて激しく動き回る
 ↓
・落ち着こうとした個体が見つけた場所を離れて再び激しく動き回る
 ↓
・激しく動き回り始めた時点で1匹ずつ別容器に分けて落ち着かせたほうがいい
posted by ぁぃ♂ at 16:21| 岩手 ☁| Comment(0) | スズメガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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