またもやオオトビサシガメ

毎年寒くなってくるとオオトビサシガメに何度も遭遇するようになります。ふいにベランダや玄関先にいたり、毎日の観察場所の葉の裏からひょっこり現れたり、何やら不可思議な縁を感じます。

ニシキギとキバラヘリカメムシの幼虫

日増しに紅葉が進むニシキギ。撮影時には4匹のキバラヘリカメムシの幼虫が日光浴をしてました。




ほぼ毎日声をかけてあいさつをしてるので、カメラを向けても最近はあまり警戒しなくなりました。




ニシキギという木の大きな特徴は、枝にコルク質の翼（よく）があることです。




実もだいぶ赤くなりました。実というか種なわけですが、マユミやマサキと同じようなものです。

今日も仲良くナミハナアブ

菊の花はほぼ満開状態なので、ハナアブ撮り放題です。今日もナミハナアブが蜜や花粉を舐めてました。

エゾアオカメムシ褐色型

エゾアオカメムシは10月あたりだとまだ黄緑色なのですが、11月に入ると褐色に変わります。越冬態勢に入ったわけです。




やがて訪れる厳しい冬を前に、しばし思いにふけるエゾアオカメムシ。




冬の前に鬱になるのは、人間もカメムシも同じなんだなあｗ

ホソヒラタアブのオスとメス

菊の柱状花が開いたばかりの新鮮な蜜を舐めるホソヒラタアブ。複眼がくっついているのでオスです。
ホソヒラタアブの特徴は以下のとおり。
・体長は1cmちょっと
・複眼が小豆色
・ホバリング時の静止精度は神レベル
・ホバリング時の移動速度はUFOレベル
・花に止まって数秒は翅を開いている
・蜜や花粉を舐めだして数秒後に翅を閉じる




こっちは複眼が離れているのでメスです。まだ翅を開いていますが、この直後閉じました。

ミツバチと花粉だんご

秋の菊には様々なハナアブに混じって時々ミツバチもやってきます。このセイヨウミツバチは花粉もたくさん集めています。




当たり前ですが、身の危険を感じなければ刺すことはありません。




蜜も花粉もまだまだ集めます。

菊とハナアブ

体長1cmぐらいのホソヒラタアブ。ハナアブの中では中型の大きさ。




菊の筒状花の柱頭をなめなめしています。




こっちは体長7mmぐらいのホソヒメヒラタアブ。小型のミナミヒメヒラタアブよりもさらに小さく、よく見るハナアブの中では一番小さいハナアブです。

カメノコテントウの日光浴

寒い日はどの虫も日光浴なわけですが、ワイルドストロベリーの葉の上でカメノコテントウが日光浴をしてました。




体長1cm超えの大型テントウムシなので、すごく目立ちます。




びっくりすると白いところから赤い汁を出すので、触れないように注意。

カメムシ・テントウ・日光浴

ニシキギは日当たりのいいところに生えているので、そこに生息中のキバラヘリカメムシの幼虫は天気のいい日は葉の表側で日光浴をします。今日はナナホシテントウも来てました。




そろそろ越冬場所を探さなくてはなりません。




終齢幼虫の段階なので、次は羽化して成虫になります。

毎日来るクジャクチョウ

このクジャクチョウは、開花中のシオンに毎日来てます。




左側の前翅のかすれ具合で個体識別できます。けっこうなご老体のようです。




ハナアブといっしょに蜜を吸ってました。