2024年10月12日

ミツモンキンウワバが羽化

ミツモンキンウワバが羽化

ミリオンベルの葉を食べていたウワバ系の幼虫の正体を知るために羽化まで管理していたわけですが、ついに羽化しました。


ミツモンキンウワバが羽化

ミツモンキンウワバですな。ウワバ系の蛾では最もよく見る蛾です。


ミツモンキンウワバが羽化

背中の毛がブラシ状になっているところも特徴のひとつ。


ミツモンキンウワバが羽化

写真では写ってませんが、蝶のように蜜を吸う蛾なので蝶のような丸まった口になっています。


ミツモンキンウワバが羽化

横から見ても立体的です。


ミツモンキンウワバが羽化

例のごとく、野原風花壇に放しました。早くも擬態で見にくくなっていますw


ミツモンキンウワバが羽化

蝶は怖い顔をしてますが、蛾はかわいい顔をしています。


ミツモンキンウワバが羽化

この幼虫は、丸いプラ容器の隅に糸を吐いてマユを作り、その中でサナギになりました。糸のマユの端っこに穴が開いているので、羽化の時にはそこから出てきたようです。出てくるときには、どうしても鱗粉が少し付きます。


ミツモンキンウワバが羽化

サナギの殻。右端に付いているのは、サナギになる時に脱いだ幼虫の皮。


ミツモンキンウワバが羽化

幼虫の頭部や脚が、そのままの形で残っています。昆虫は成虫になるまでにミラクルな大変身を積み重ねて、それらをすべて成功させなければなりません。なので、昆虫の羽化はまさに奇跡の大成功なのであります。だからこそ、昆虫の羽化は美しいのであります。
posted by ぁぃ♂ at 19:16| 岩手 ☀| Comment(0) | 気まぐれ写真館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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