2024年05月28日
ミノウスバの幼虫の大移動が始まる
最近マサキの木から姿を消していたミノウスバの幼虫でしたが、本日そこから15mぐらい離れたところでちょぼちょぼ歩いている個体を発見。ミノウスバの幼虫の大移動が始まっていたわけです。
十分に育ったミノウスバの幼虫は、生まれ育った場所からかなり離れたところで硬いマユを作ってその中でサナギになります。サナギは晩秋のころに羽化し、交尾して産卵します。
あの小さな体で15m移動したということは、体長比で単純に計算すると人間が1km以上移動したことになります。大したことは無いような気もしますが、あのちょぼちょぼの歩き方でアリや鳥などから見つからないように熱いアスファルトの上や水がたまった草むらを乗り越えての大移動なわけで、これはとてつもないことなのであります。
どこかで無事にサナギになってくれることを祈ります。
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