2023年08月29日
エビガラスズメのサナギを羽化部屋に移動
昨日できあがった羽化部屋の人工蛹室に、3匹のエビガラスズメのサナギを移しました。
受け皿にはまだ水は入れていません。
大きな幼虫はサナギになっても大きく、4cmぐらいあります。
エビガラスズメは成虫になったら花の蜜を吸って生きていきますが、このくるりと丸まった部分が口の長さなのではなく、この管の中を1往復して口が作られるので、この丸まった管の2倍の長さが実際の口の長さになります。かなり長い部類になります。
幼虫時代の体の組織がすべて溶かされ、成虫の脚や翅などそれぞれの部位担当の細胞がそれぞれの場所で増殖して体のパーツを作っていきます。
そんなことをしながらも呼吸をし、腹部をピコンピコン動かすのですから、サナギという状態は本当にため息レベルです。
サナギになるときに脱いだ幼虫時代の皮。でかい幼虫だったなあ (*^^*)
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