
昨年の秋に保護したエンマコオロギが産んだ卵を車庫の中で管理していましたが、卵に変化が見られました。

今まで薄黄色一色だった卵が、中に何かができているようなものが透けて見えています。
体の各構成物になるべき細胞が、それぞれの場所に集まりだしているようにも見えます。

こちらも同じようなパターンのものができています。一定の規則性があることから、中で幼虫の体ができている途中のようすだと思います。

これも同じパターンです。

これは同じパターンのものを別の角度から見たものだと思われます。
撮っている時は中の模様は肉眼では見えないので、モニターで大きくしてから別の角度のものだとわかりました。
過去に同じような飼育をしたことがありますが、孵化が近くなると卵の中の幼虫の複眼が黒い点状に見えてきます。

そんなわけで、いつ孵化してきてもいいように産卵床のふたを開けて飼育ケースの中に配置。
餌もすぐ置けるように皿も入れておきました。
エンマコオロギは2010年~2015年に累代飼育をしたことがありますが、もし孵化したらそれ以来の飼育になります。