2022年11月18日

実生シクラメンの花の色の遺伝検証

実生シクラメンの花の色の遺伝検証

これは今年の3月に撮ったシクラメン。かなり前から育てていますが、このシクラメンから種を採取して実生の株を育てていました。目的は、実生にした場合に花の色模様が遺伝するかどうかの実験です。


実生シクラメンの花の色の遺伝検証

実生株は2つあり、これは1つ目。親株の花にあった白色が消え、濃いピンク1色の花が咲きました。株は元気に育っており、つぼみもどんどん出てきています。


実生シクラメンの花の色の遺伝検証

これが2つ目の実生株。やや不安定な生育ですが、花の色模様が親株と似ています。


実生シクラメンの花の色の遺伝検証

まだまだ株に勢いが無いので小さな花ですが、かなり正確に遺伝したようです。
2つの実生株は冬が終わって春になったらひとまわり大きな鉢に植え替え、さらなる生育をさせる予定。


実生シクラメンの花の色の遺伝検証

これは、現在の親株のようす。大きな葉をたくさんつけて、花芽を伸ばす準備をしています。


実生シクラメンの花の色の遺伝検証

根元を見ると、すでに小さなつぼみができ始めていました。冬はシクラメンの季節。年末ごろには開花しているかもしれません。
posted by ぁぃ♂ at 18:05| 岩手 ☀| Comment(2) | シクラメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
シクラメンも次の代を育てられているとは、驚きです。
違う色の花が咲くということは、違う色の株の花粉を受粉させたのでしょうか?
Posted by しろねこ at 2022年11月29日 18:24
>しろねこさん
完全な単独栽培なので花粉の混入は無いです。たぶん先祖返りのようなものかもしれません。
白の混じったきれいなピンクがただのピンクになったわけですw
Posted by ぁぃ♂ at 2022年11月29日 18:43
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