2022年08月18日
ハチのような蛾「コスカシバ」
ドロバチがいたので撮ろうとしたら、ドロバチではなくて蛾のスカシバでした。翅が透けているので透かし羽なわけです。
正式にはコスカシバなのですが、似たなかまにヒメコスカシバというのがいるので断定はできません。
もっといろんな角度から撮るつもりでしたが、撮影中に雨が降り出したのでここで断念。
気になるのは、このコスカシバがいたところは小梅の木とサクランボの木のそば。コスカシバの幼虫は、ウメとかサクラとかリンゴの木に潜って中を食い荒らすらしいです。
何かの幼虫が樹木の中に入って組織を食い進むと樹液が流れて大変なことになります。被害が大きいと枯れることもありそうです。
2009年の事ですが、今では毎年実をつけるようになったサクランボの木がまだ小さいころに、何者かの幼虫にやられたことがあります。その時の記事はこちら。
卵を産むなら他の木に行ってくれー ( ;∀;)
腹の帯の間隔が狭いのでコスカシバでよろしいと思います。桜並木の太い幹を見て歩いていると、たま~に見かけます。写真の個体は羽化直後のようですね。欲しい、採りたいと思ってしまいます。あいさんにとってはお邪魔虫のようですね。樹液が出ていたあたりに蛹殻が残っているかもしれませんね。幹から突き出るようになっているので、あればわかりやすいかと思います。
ご指摘ありがとうございます。蛾はむずかしいのでいつも悩みますw
小梅の木やサクランボの木に樹液漏出や蛹殻が無いか、明日にでも点検したいと思います(^O^)