2021年11月16日
マルバアサガオのハイドロカルチャー実証実験結果 その2
マルバアサガオのハイドロカルチャー実証実験結果は前にここで一度検証しましたが、種が作られたことと最後の花が咲いたことで再検証します。
開始時と同じ条件で続けてきましたが、支柱の先端まで伸びながらも葉や花の大きさはかなり小さいです。
初期のころは、高さ15cmぐらいのところでつるを伸ばしては先端が枯れ、それではと脇芽を伸ばしても先端が枯れ・・・を何度も繰り返しました。そうしているうちに元気な脇芽が生き残ってつるが伸び、最終的に3~4本のつるがからんで伸びていきました。
最後の花が2輪咲きました。もうつぼみは見当たらなく、葉も落ちていっているので最後の花になります。
花の大きさは小さく、依然として栄養不足と思われる障害が出ています。
トータルで20数個の花が咲きましたが、栄養不足の状況なのでずっと種はできませんでした。
ところが葉が少しずつ大きくなって葉からの栄養供給が進んだのか、終盤に種ができ始めて現在3個のさやができています。
・左:まだ栄養不十分の時期だったのか、2~3個ぐらいの種が入ってそうです。
・中:フルで入ってそうですが、大きさはひとまわり小さいです。
・右:フルで立派な種が入ってそうです。
マルバアサガオは毎年2本ずつ育てていますが、来年の種蒔きの際はいつもの採取種1個とこのハイドロカルチャーでできた種1個を使いたいと思う次第。必死に生き抜いて最後の最後に遺伝子を作り上げた意地みたいなものは、なんとなく次の代に伝承させたいなと思うのであります。
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