
外出先で見かけたのですが、この巣穴からアリがアリをくわえて出てきます。アリの巣の引越しです。

列をなして外界に詳しい"外務"のエサ探し個体が、外界を知らない"内務"の育児係個体を運んでいます。
上の2匹は、運び終えて次の個体を運ぶために巣に戻るところ。

無防備な状態なので、歩く速さは全速力。つか、まさに走っています。目で追いかけるのが大変なほど速いです。

運ばれるほうは、体を丸めて運ばれやすいようにしています。
引越し先は10mほど離れた場所でした。引越しの理由は定かではありませんが、たまに見る光景なのでさほどめずらしいことではないのかもしれません。