2020年10月01日

ホースリールで蛹化か!?

ホースリールで蛹化か!?

昨日の時点で旅立ち前の終齢幼虫の数は2匹でしたが、今日見たら1匹しかいませんでした。さらに、前蛹になる前にする水っぽいフンが鉢についているのを発見。完全未消化でかなり新しいです。
これはまだ近くを歩いているはずだということで探してみたら・・・


ホースリールで蛹化か!?

ユスラウメの木の根元に置いてあるホースリールにいました。甘夏の木から3mほどの距離です。


ホースリールで蛹化か!?

ここから動こうとしません。じっとしています。


ホースリールで蛹化か!?

よく見たら、すでに足場になる糸を張っていました。ここでサナギになる決心なのでしょうか。
ホースリールはまだまだ頻繁に動かしますし、春先は毎日のようにホースの巻き取り振動があります。もしこのままここで前蛹になってサナギになったら、剥離落下などの事故が発生する確率が高いです。ちょっと様子をみます。


ホースリールで蛹化か!?

さらに新たな発見がありました。白い石の裏です。


ホースリールで蛹化か!?

サナギを発見。ナミアゲハのサナギです。風や雪を避けるには絶好の場所であり、観察もしやすい場所です。このサナギはこのまま羽化まで見守りたいと思う次第。
そこらでサナギになった個体がまだまだいるはずですが、かなり探しましたが見つかりません。それだけ安全な場所でサナギになったということで安心しているわけです。


■追記

ホースリールで蛹化か!?

翌日、どうなったか見に行ったところ、幼虫の姿はありませんでした。やはり、ホース巻き取りの振動が気になって移動したようです。
さて、どこに行ったかと探したところ・・・


ホースリールで蛹化か!?

いました。もといたところから水平距離30cm、移動距離60cmのところです。建物の基礎と外壁部材の境目の雨をしのげる位置になります。
この位置でサナギになるのなら大丈夫そうなので、このまま放置することにします。
posted by ぁぃ♂ at 18:33| 岩手 ☁| Comment(2) | ナミアゲハ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ひぇーー、ホースリールはまずいよぉ!!と思っていたら、自主的に移動してくれたんですね。
安心しました。
うちはツマグロヒョウモンの蛹が意外なところにいて、ひやひやすることがあります。
Posted by れんげ at 2020年10月02日 18:10
>れんげさん
サナギは自然界に溶け込むような色を風合いをしてるので、ふいに見つけることが多いですな。
しかし、人工物にくっついていることはさらに想定外なので、ほんとひやひや(^Д^)
Posted by ぁぃ♂ at 2020年10月02日 18:40
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