クロマドボタルの幼虫

木の葉の裏に何かギザギザしたものがくっついているなと思ってみたら、こんなのがくっついてました。長さは1.5cmぐらい。
調べてみたら、クロマドボタルの幼虫っぽいです。




平べったい体をしています。ホタルはゲンジとヘイケ以外にもたくさんの種類がいるので奥が深いです。

エグリトビケラの卵塊

写真では見たことがありましたが、実際にはまだ見たことがありませんでした。葉の上にゼリー状のものが何か所かに付いています。エグリトビケラの卵塊です。




ゼリー状のものの中にはクリーム色の卵が入っています。




クリーム色の卵をよく見ると、黒い点が2個見えるものがあります。複眼が形成されています。




さらに別の卵塊では、ゼリー状の中で孵化が始まっていました。孵化したエグリトビケラの幼虫はこのままゼリーの中にいますが、雨が降るとゼリーといっしょに下に落ちます。エグリトビケラの卵塊は水辺の上の葉にあるため、下に落ちるとそこは水なのであります。モリアオガエルと同じですな。

雨が降る前のシロホシテントウ

個人的な統計ですが、葉の裏で虫をよく見るときは翌日に雨が降ることが多いです。




空気中の湿気を感じているのか、それとも別の何かを感じているのかわかりませんが、葉の裏の虫たちは雨をよけようとしているのだと思っています。