2024年10月13日
またミツモンキンウワバが羽化
別ケースで管理中の3体のサナギのうちの1体の羽化を確認。スポンジの人工蛹室上のサナギは、やはりかじられた傷が影響して★になってました。残り1体はまだ葉の中です。
まあ、当たり前ですがミツモンキンウワバです。
野原風花壇で開花中のイベリスに放しました。
まもなく秋の菊の花も咲くので、蜜には困らないでしょう。
葉の間にマユを作りましたが、撮影のために片方の葉を取り除きました。布地を編み込むように絡み合った糸の膜は、1枚の布地に匹敵するほどの強度を持っていました。
2024年10月13日
越冬モードのベランダ菜園
すでにベランダ菜園は越冬モードに入っており、年をまたぐものしかありません。手前が孫株育苗中の四季なりイチゴ。その奥が親株の四季なりイチゴ。その下のポットが孫株の予備株。
昨年は孫株のランナー取りを少し早めてみましたが、その結果としては十分に根が生長して春には大量開花と大量収穫となりました。今年も同じように早めのランナー取り&育苗を開始したので、今の段階ですでに非常に元気ある孫株となっています。
奥から、ニラ、九条太ネギ、サンガイネギ(ヤグラネギ)。これらも越冬野菜なので、年中ベランダにあるもの。
ネギ系は厚めの短い葉が徐々に出てきており、ネギ自ら越冬モードに入ったようです。ニラはいったん伐採しましたが、まだ完全に冬ではないので葉が伸びてきています。霜が降りる頃に再度伐採すると、ニラも葉を伸ばさなくなります。伐採は根元を3cmぐらい残して切っています。
ベランダの水道も、そろそろ下げなければなりません。最低気温が0℃じゃないから大丈夫というのは大間違いで、5℃ぐらいから警戒しなければなりません。また、予報も外れることがあるのでプラマイ5℃ぐらいは警戒領域なのであります。
2024年10月12日
ミツモンキンウワバが羽化
ミリオンベルの葉を食べていたウワバ系の幼虫の正体を知るために羽化まで管理していたわけですが、ついに羽化しました。
ミツモンキンウワバですな。ウワバ系の蛾では最もよく見る蛾です。
背中の毛がブラシ状になっているところも特徴のひとつ。
写真では写ってませんが、蝶のように蜜を吸う蛾なので蝶のような丸まった口になっています。
横から見ても立体的です。
例のごとく、野原風花壇に放しました。早くも擬態で見にくくなっていますw
蝶は怖い顔をしてますが、蛾はかわいい顔をしています。
この幼虫は、丸いプラ容器の隅に糸を吐いてマユを作り、その中でサナギになりました。糸のマユの端っこに穴が開いているので、羽化の時にはそこから出てきたようです。出てくるときには、どうしても鱗粉が少し付きます。
サナギの殻。右端に付いているのは、サナギになる時に脱いだ幼虫の皮。
幼虫の頭部や脚が、そのままの形で残っています。昆虫は成虫になるまでにミラクルな大変身を積み重ねて、それらをすべて成功させなければなりません。なので、昆虫の羽化はまさに奇跡の大成功なのであります。だからこそ、昆虫の羽化は美しいのであります。