2023年08月24日
エンマコオロギの終齢幼虫現る
8月9日に終齢のひとつ前の亜終齢幼虫が現れたことを書きましたが、さらに脱皮して終齢になったメスの幼虫を確認しました。
胸部後方の天使の羽もさらに大きくなり、産卵管もより長くなっています。
次の脱皮が羽化となって成虫になります。
他の大部分の個体は亜終齢幼虫です。
飼育数を減らしてからけんかも起こらない落ち着いた環境となり、動くときは動き動かない時は動かずで好きなように過ごしています。
今回の終齢幼虫もそうですが、飼育ケースの中からこちらを観察するようすも見られるようになりました。過去の飼育の観察記憶では、成虫になるとさらにこちらを観察するようになります。
2023年08月23日
エビガラスズメの幼虫(茶色)
2023年08月22日
エビガラスズメの幼虫(緑色)
一時保護中のエビガラスズメの幼虫を、せっかくなので記念撮影。体長はまだ5cmぐらい。
7~8cmぐらいになると緑色から茶色になり、頭部の緑色の線も黒くなります。
腹脚のしがみつく力はものすごく、引っ張っても離れません。
とにかく休みなしに食べます。
エビガラスズメといえば、前に本に掲載されたこともありました。
2023年08月21日
ライラックのシモフリスズメは2匹
ライラックの木にいるシモフリスズメの数を確認したところ、2匹であることがわかりました。2匹とも7~8cmくらいあります。
これは、高いところの葉を食べている1匹目。
こっちは低いところの葉を食べている2匹目。
低いところにいるので、撮影自由です。
スズメガの幼虫を見つけ出すことがむずかしい理由のひとつに、葉の食べ方があります。このようにきれいに食べるので、食痕があって無いようなものなのであります。
欠けた葉なら「普通の形ではない葉」ということで食痕と気づきますが、欠けるどころかそもそもその葉自体が無いわけで、これはもうどうにもなりません。
秘技としては、全体を見渡してわずかに葉の密度が低いところを見てみます。そこに写真のような箇所があれば、その付近にいることがわかります。
あと、大きな幼虫になるとフンも大きいので、地面を見て新鮮なフンを探すこともよくします。
フンは引力で真下に落ちてきたか葉にぶつかってはずんで落ちてきたかなので、上方向45度の範囲にいることが多いです。
幼虫を探していると、思いがけない発見もよくあります。
2023年08月20日
8匹のエビガラスズメの幼虫を一時保護
前にマルバアサガオにスズメガの幼虫がいることを確認していましたが、落ちてくるフンの量がかなり多く、1匹や2匹ではないなと思っていました。これは少し前に撮った緑色のスズメガの幼虫。
先日、マルバアサガオのプランターの近くを、8cmぐらいのエビガラスズメの幼虫が歩いているのを発見。サナギになるために、育った場所を離れて遠征している状況でした。
マルバアサガオの葉や枝を半分くらい切る作業もしなければならず、込み合った葉や枝をかき分けて探し出して一時保護したのが今回の幼虫。さらに先ほどの歩行中の幼虫も踏む事故防止のため確保。
そんなわけで、全部で8匹を一時保護しました。
保護した幼虫は7~8cmくらいですが、1匹だけまだ緑色の4cmくらいの幼虫がいます。
成長速度がこれだけ違うのも不自然なので、産卵時期が別の幼虫だと思います。
保護した幼虫はまたマルバアサガオの葉に戻して自然に任せますが、とりあえず雨ふりだったので明日放すことにしました。
2023年08月20日
最後のミツモンキンウワバが羽化
2023年08月20日
大きくなったシモフリスズメの幼虫
2023年08月19日
またミツモンキンウワバが羽化
2023年08月19日
2023年08月18日
マルバアサガオの葉にスズメガの幼虫を発見
雨粒に濡れるマルバアサガオ。最上段の花が咲いています。
初期に開花していた花では、すでに種ができています。
少し前から葉に食痕を確認していましたが、ようやく犯人を発見。
スズメガの幼虫がいました。
アサガオにつくスズメガと言えばエビガラスズメが有名ですが、先日ライラックの葉で発見していたシモフリスズメの幼虫にも似ています。
もう少し大きくならないとはっきりしません。
少し小さいのもいました。
しばらく放置して大きくなるのを待ちたいと思います。