
庭のバラの木では毎年アカスジチュウレンジの幼虫を発見しますが、今年も産卵が始まりました。今年は2匹同時の産卵です。

アカスジチュウレンジの産卵管はギザギザの歯がついたナイフのような形をしており、その産卵管をバラの枝に刺してガリガリと切り裂くと同時に産卵していきます。

手の込んだ産卵方法なので、産卵が終わるまでにかなり時間がかかります。その間は、どんなにカメラを近づけても逃げません。

これは近くの別の枝にあった産卵痕。枝にはこのような目立つ傷がつきます。

また今年もアカスジチュウレンジの幼虫を見ることができそうです。

8月に入ったころに、孵化した幼虫を確認できるかもしれません。