2022年10月10日
ツマグロヒョウモンの寄生バエが羽化
ツマグロヒョウモンの幼虫を確保してから飼育を続けていました。
2匹がサナギになって1匹が前蛹になるところまでいきましたが、このうち前蛹から寄生バエの幼虫が出てきました。
前蛹は中身が空の状態になったので撤去しましたが、その後さらに寄生バエの幼虫が出現。2匹のサナギのどちらかから出てきたようです。サナギを調査してみましたが、排出口を確認できなかったのでこのまま撤去しないでおくことにしました。
ツマグロヒョウモンも含め、確保していた幼虫が蛹化したサナギから出てきた寄生バエの幼虫のその後。サナギになった状態で管理中。
しばらくして、右上のサナギが羽化。寄生バエの成虫です。
羽化したばかりのようで、翅がまだ伸びきっていません。
この個体は貴重なたんぱく源でもあるので、翅が伸びきる前に飼育中のオオカマキリの生餌としました。幼虫の命が寄生バエの命となり、その命が今オオカマキリの命になったわけです。