2022年10月11日
エンマコオロギの産卵床を交換
2匹のエンマコオロギの♀は健在ですが、産卵はまだ続いています。産卵床の中も混雑しているはずなので、ここで新しい産卵床に交換することにしました。
新しい産卵床に交換。床材はピートモスと黒土をふるいにかけて湿らせたもの。今回は砂は入れませんでした。
飼育ケースを保管場所に移動。1匹は昆虫ゼリーで食事中、もう1匹は産卵床の様子をうかがっています。
取り出した産卵床は、軽く霧吹きをしてカップのふたをして冷暗所に保管。
たぶん100個ぐらいの卵が入っていると思います。
2022年10月10日
ツマグロヒョウモンの寄生バエが羽化
ツマグロヒョウモンの幼虫を確保してから飼育を続けていました。
2匹がサナギになって1匹が前蛹になるところまでいきましたが、このうち前蛹から寄生バエの幼虫が出てきました。
前蛹は中身が空の状態になったので撤去しましたが、その後さらに寄生バエの幼虫が出現。2匹のサナギのどちらかから出てきたようです。サナギを調査してみましたが、排出口を確認できなかったのでこのまま撤去しないでおくことにしました。
ツマグロヒョウモンも含め、確保していた幼虫が蛹化したサナギから出てきた寄生バエの幼虫のその後。サナギになった状態で管理中。
しばらくして、右上のサナギが羽化。寄生バエの成虫です。
羽化したばかりのようで、翅がまだ伸びきっていません。
この個体は貴重なたんぱく源でもあるので、翅が伸びきる前に飼育中のオオカマキリの生餌としました。幼虫の命が寄生バエの命となり、その命が今オオカマキリの命になったわけです。
2022年10月09日
雨に備えるトラマルハナバチ
庭のホトトギスには毎日のようにトラマルハナバチが来て蜜を舐めたり花粉を集めたりしていますが、今日はその姿がありません。
いました。ホトトギスの花から5mぐらい離れた場所で、壁にしがみついてじっとしています。
弱っている様子はないのですが、カメラが近づいてもこの場所を離れようとしません。
天気予報では、明日は強めの雨が長く降ります。庭で確認した範囲の他の昆虫でもみられた現象ですが、雨の予報の前日は活動をピタッとやめて葉の裏や軒下などに張り付いて動かなくなります。24時間以上先の天気がわかるのかもしれません。
しかも、この場所は雨風を防ぐことができる空間になっています。偶然かもしれませんが、予報どおりの風向きで風が吹いた場合、この場所はそれをしのげます。
まあ、ゆっくり休んだ後はまたホトトギスの蜜でも舐めていってください (^O^)