2022年09月24日

野良カマから家カマへ

野良カマから家カマへ

今までにも何度か実施したことがありますが、オオカマキリが穏やかに生きてくれるように飼育スタイルを切り替えます。ちょうど、人間馴れしていない野良猫を家猫にするような工程と似ています。
まずは、飼育ケースの置き場を室内に変更。ここから " 慣らし " が始まります。
室内で暮らしていくオオカマキリは、これから次のような環境の変化を経験していきます。
夜でも明るい(照明)、気温や湿度が安定している(エアコン)、においが変わる(食事)、大きな影がいつも動いている(人間)、音が聞こえる(テレビ)、大きなものが動いている(テレビ)、振動がある(歩行)など。
そして、これらのものが日常であり、危害が無いことを学ばせます。
さらに、食べ物も「マグロ、鶏ササミ肉、かまぼこ、小魚、小エビ、ヨーグルトなど」に変わります。(可能な限り生餌は与えます)


野良カマから家カマへ

初日の今日は、水分補給の意味もあるのでヨーグルトをあげました。


野良カマから家カマへ

まだ食べ方が下手なので、カマでつかむことがあります。そのカマについたヨーグルトを食べています。


野良カマから家カマへ

「目の前の黒い影が食べ物を持ってくる」ことを何度も経験していくうちに、警戒心も薄れて上手に食べることができるようになっていきます。

これから、いろんな代替食にも慣れていかなければなりません。好き嫌いもあるはずなので、そのあたりも見ていきます。

一度は消えかけた命でしたが、今は完全に回復しました。寒くなった今の季節に外に放せば、どうなるかが目に見えています。それも自然といえば自然なのですが、この個体においては生きたいだけ生きさせてあげたいと思った次第。
人間の住処である建物の玄関先まで来て、虫の息で這いつくばっていたオオカマキリ。勝手な思いかもしれませんが、もしも何かを求めてやってきたのであれば、それを与えたいと思ったわけです。
posted by ぁぃ♂ at 18:03| 岩手 ☁| Comment(0) | オオカマキリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月24日

コクワガタ越冬準備

コクワガタ越冬準備

1日の最低気温が15℃を下回る季節ですが、コクワガタ飼育ケースの保管場所は車庫の中なのでそこまでは下がりません。それでも最近は動きが活発でなくなり、樹皮の下に潜っていることが多いです。
そんなわけで、飼育ケース内の用品の総入れ替えを実施した次第。写真は、実施後のもの。
活性炭を混ぜた新しいマットを厚めに敷き、樹皮は大きめのものにしました。


コクワガタ越冬準備

マットの厚さは約4cmですが、本格的な越冬の前にさらに足す予定。多ければ多いほどマットの温度や湿度が安定します。


コクワガタ越冬準備

2匹は意外とけんかもせずに共存中。動きがシンクロしていますが、2匹とも♂です。
用品の総入れ替えの時、1匹が樹皮の下に空間を作ってそこに潜っていました。今までは単に樹皮の下に隠れているだけだったので、やはり越冬のことを考えているのかもしれません。

コクワガタ飼育は初めてで、越冬をさせるのも初めてです。車庫の中とはいえ、冬を乗り越えられるのかは未知数です。
posted by ぁぃ♂ at 08:36| 岩手 ☔| Comment(0) | コクワガタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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