2021年11月20日
越冬に向かうルリチュウレンジの幼虫
ルリチュウレンジの幼虫が地面の上を歩いていました。ツツジの葉をたくさん食べて大きくなったので、越冬態勢に入るようです。
ルリチュウレンジの幼虫は、冬が来る前に土に潜って越冬します。そして土の中でサナギになって、暖かくなると羽化して成虫になります。
氷点下になる夜も何度かありましたが、がんばって耐えての越冬です。
幼虫時代はこんなにかわいい顔をしているのですが・・・
成虫になるとこんなにイケメンになりますw
2021年11月17日
ツマグロオオヨコバイも葉から降りる
今まで葉の裏で裏日光浴をしていたツマグロオオヨコバイですが、夜は0℃前後で昼は10℃前後の昨今では日光で温まったコンクリートの上でなければ体も温まりません。
そのうちコンクリートも温まらなくなれば、いよいよ越冬場所を探し始めると思います。
ラベル:ツマグロオオヨコバイ バナナ虫
2021年11月16日
たくさん食べたカブラヤガ幼虫
昨日緊急保護したカブラヤガの幼虫ですが、容器のふたをとるとフンが見えました(モザイク入り)。2枚入れていたワイルドストロベリーの葉の上の1枚をとってみます。
下の葉をかなり食べたようです。食べたということはエネルギーを得たということ。元気になるということです。
さらに葉をとるとフン(モザイク入り)もたくさんあり、それだけ食べたということ。
容器を掃除する間、しばしティッシュの上に移動。暖かい部屋の中なので、動きも活発です。元気になってほんとよかった次第。
とりあえず最初の葉を戻しましたが、鮮度が落ちているので明日新しい採りたての葉をあげたいと思う次第。
カブラヤガの幼虫は冬が来る前にサナギになって越冬するので、しっかり栄養を摂ってもらわないといけません。
外の気温はもうすっかり冬直前。本来であれば今ごろは土の中でサナギになっているころです。少し遅れて生まれたのか、成長が遅かったのか、気温が低くなって動くが鈍って食べるための移動もできていなかったこの幼虫。放置すれば体力消耗したまま★になると思われたので、今回緊急に保護しました。十分な食草の確保にめどがつき、飼育知識やこの虫の生態を知っていた上での保護です。
2021年11月16日
マルバアサガオのハイドロカルチャー実証実験結果 その2
マルバアサガオのハイドロカルチャー実証実験結果は前にここで一度検証しましたが、種が作られたことと最後の花が咲いたことで再検証します。
開始時と同じ条件で続けてきましたが、支柱の先端まで伸びながらも葉や花の大きさはかなり小さいです。
初期のころは、高さ15cmぐらいのところでつるを伸ばしては先端が枯れ、それではと脇芽を伸ばしても先端が枯れ・・・を何度も繰り返しました。そうしているうちに元気な脇芽が生き残ってつるが伸び、最終的に3~4本のつるがからんで伸びていきました。
最後の花が2輪咲きました。もうつぼみは見当たらなく、葉も落ちていっているので最後の花になります。
花の大きさは小さく、依然として栄養不足と思われる障害が出ています。
トータルで20数個の花が咲きましたが、栄養不足の状況なのでずっと種はできませんでした。
ところが葉が少しずつ大きくなって葉からの栄養供給が進んだのか、終盤に種ができ始めて現在3個のさやができています。
・左:まだ栄養不十分の時期だったのか、2~3個ぐらいの種が入ってそうです。
・中:フルで入ってそうですが、大きさはひとまわり小さいです。
・右:フルで立派な種が入ってそうです。
マルバアサガオは毎年2本ずつ育てていますが、来年の種蒔きの際はいつもの採取種1個とこのハイドロカルチャーでできた種1個を使いたいと思う次第。必死に生き抜いて最後の最後に遺伝子を作り上げた意地みたいなものは、なんとなく次の代に伝承させたいなと思うのであります。
2021年11月15日
カブラヤガの幼虫を緊急保護
玄関のそばでかなり弱っている黒い幼虫を発見。ヨトウムシっぽいですが、カブラヤガの幼虫と思われます。気温が低くて単純に動きが鈍っているのではなく、動きが鈍くなって食うに食えなくなっている状況。
ワイルドストロベリーのそばだったということもあり、とりあえずワイルドストロベリーの葉に霧吹きをして水だけでも飲ませることにしました。
まずは体を温める必要があるので、暖房の効いている部屋の中に移動。ワイルドストロベリーの葉は、カブラヤガの幼虫なら食べると思います。
体が動くようになって水を飲んで葉も食べてくれればひと安心。
こうやって書いているうちにも、少し動くようになってきました。
このまま室内に置き、葉を食べたかどうかを明日確認する次第。
2021年11月14日
2021年11月14日
2021年11月13日
謎のサナギ
コンクリートの垂直面にサナギを発見したのですが、何のサナギか調べてもわかりません。
外見でわかること
・体長は1cm
・硬いトゲが生えている。
・上が頭
・背中にY字の黒紋がある
・茶色い液体が付着している
これは上の頭の部分
・固定部にする部分に糸を張りつけている
・幼虫時代の頭部が見える
幼虫時代の頭部について
・ギザギザの口が見える
・左側に単眼が並んでいるのか見える
・センターに赤い単眼が見える
・左右に黒い帯状の紋が見える
茶色い液体について
接着剤にしては量が多いので、自身または他個体の体液と思われる。それがなぜ多く付いているのかは、自身の事故または何者かに襲われた可能性がある。
第一印象は、テントウムシのサナギ。それが上下逆になっていてトゲが生えている。
ハムシのサナギにも思えたが、調べてもわからなかった。
以上、これが何なのか気になって今晩眠れそうにありませんw
■追記
これはサナギではなくて幼虫であることが判明。引き続き調査中。