2021年10月03日
ヤドリバエに寄生されたシモフリスズメの幼虫
庭のライラックでまたまたシモフリスズメの幼虫を発見したのはいいのですが、よく見ると本来あるべきではないところに白い斑点が見えます。
白い楕円形のものは、ヤドリバエの卵。残念ですが、すでに寄生されていました。
幼虫の大きさは7~8cmでかなり大きく、間もなく終齢として体の色が変わるころです。
ヤドリバエの生態的には子孫を残すためにスズメガの幼虫が必要なわけで、極めて日常的な事象です。
卵から孵化したヤドリバエの幼虫はシモフリスズメの幼虫の体内に潜り込んで大きくなりますが、人間も森林の中に潜り込んで場合によっては森林を滅ぼしてしまうこともあります。
生き物には生きるために必要なことがあり、それがぶつかると生存競争になります。また、他の生き物を利用しつつ生きていくこともあります。
このシモフリスズメの幼虫には10個以上の卵が産みつけられていましたが、ヤドリバエは無事に次の世代に命をつなげたわけです。
2021年10月03日
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謎の卵が孵化、そして新たな卵
9月26日に発見した卵(左上)ですが、昨日見たらいつのまにか孵化してました。テントウムシだったのかハムシだったのか気になる次第。
今回は10mぐらい離れた場所で新たな卵を発見。
毎年少しずつですが、庭で見る昆虫が成虫だけでなく、幼虫や卵も見る機会が増えてきました。ここに棲みついて世代を繰り返していることはうれしい次第。
やはり、殺虫剤を使わないことは当然ですが、あまりきれいにしすぎないことも大事かもしれません。枯れ葉や小枝は多少は地面に落ちていていいものなわけです。
また、植物の種類が多ければそれに集まる昆虫も多様化するので、これも何気に重要。アブラムシひとつとっても好む植物があり、そこから食物連鎖が始まるわけです。