矮性キキョウの花が咲く

鉢植えの矮性キキョウの花が一輪だけ咲いていました。花期はもう終わっているので、この時季に咲くのは珍しいです。




矮性キキョウは、冬に地上部を落として越冬します。

菊にハナバチ

この季節にはもう秋の菊しか咲いていませんが、貴重な蜜や花粉を求めて小さいハナバチが来てました。コハナバチのなかまかヒメハナバチのなかまかもしれません。
少し前まで来ていたヒラタアブも姿を消し、晩秋というよりは初冬の雰囲気。日々刻々と撮る対象がいなくなっています。

紅葉とナナホシテントウの幼虫

ナナホシテントウは、冬が来る前に幼虫からサナギになって羽化した成虫で越冬します。
すっかり紅葉して赤くなったカエデの葉の上に、少し出遅れた個体がいました。




早くサナギになって羽化しなければなりません。

苔を食べるヒシバッタ

人の気配がするとすぐピョンピョン跳ねて逃げるヒシバッタが、じっとしていました。体長は1cmぐらい。




雨に濡れて柔らかくなった苔を食べているようです。
苔の一部には薬効があるものもあるそうなので、いつかはクロレラのように人類の貴重な食料になる日が来るのかもしれません。

赤紫蘇にエゾアオカメムシ

赤紫蘇の葉の上でまったりしているエゾアオカメムシがいました。




今年も一番見るカメムシがエゾアオカメムシだった次第。




来年も子孫を見せてください。

庭に定住するゴミグモ

毎年庭のどこかで巣を張っているゴミグモ。巣の中央部に食べかすなどのゴミをくっつけ、そのゴミに中に自身の輪郭や体色を隠します。
いつも頭を下にしています。




横から見たところ。腹部がでこぼこしており、なかなかの造形。巣の糸にはたくさんのゴミが付いています。

シュウメイギクの花粉を舐めるホソヒラタアブ

秋はハナアブやヒラタアブが多く見られますが、今日はホソヒラタアブがシュウメイギクに来てました。




菊系の花にはいろんな虫が集まります。




毎日新しいおしべが開くので、新鮮な花粉を求めて毎日やってくるわけです。




次の花へジャンプ。

秋の名物カブラハバチの幼虫

毎年秋に見るカブラハバチの幼虫。秋野菜の大根やカブを植えると必ずやってきます。真っ黒いので目立ちますｗ




飼育して羽化させたこともありますが、この黒い色こそが魅力です。




しかし食欲旺盛な幼虫なので、畑では大迷惑な存在です。

葉を舐めるキアシナガバチ

『よっこいしょーいちっと。おっ、ぁぃじゃねーか！』




『どーだい、元気かい？』

なんとかやってますよー (^O^)




『この木の葉は舐めると甘いの知っとるか？』

このビックリグミの葉には、ハエやハチだけでなくアリやニジュウヤホシテントウも時々来て舐めてます (^O^)




『そんじゃまた舐めてくるわ』

また会いましょう (^O^)

オオセンナリに集まる虫

寒くなるとともに元気がなくなる植物が増えていきますが、花期の長いオオセンナリは非常に元気です。




そうなると、植物の汁を吸う昆虫たちがここにやってきます。




エゾアオカメムシ。この日は3匹いました。




まだ緑色の体ですが、晩秋になると褐色型の個体を見ることもあります。




ツマグロオオヨコバイ。7～8匹来てました。味の良い汁なのかもしれません。