2021年04月02日

今年もツツジの昆虫ホイホイ

今年もツツジの昆虫ホイホイ

今年も「昆虫ホイホイ」の季節がやってまいりました。
紫八重というツツジは、膨らんだ花芽の表面に ”とりもち” 状の粘液を分泌するのであります。この粘液の粘度が絶妙で、触っても濡れるということはないのですが、髪の毛1本でも触れると強力にくっつきます。なので、昆虫の脚などは触れるとかんたんにくっついてしまいます。
今年の第一号はハネカクシでした。


今年もツツジの昆虫ホイホイ

一度くっついたらもう離れません。毎年の事なので何度か脱出させてあげようと試みたこともありますが、脚がとれてしまいます。うまく脚がとれるようなことが無いように剥がしても、脚にまとわりついた粘液までは剥がせません。つまり、いずれにせよ死を待つ状態なわけです。


今年もツツジの昆虫ホイホイ

キラリと光っているのが粘液。花が咲き始めると粘液部はがくといっしょにめくれてしまいますが、それまでの約1か月間は昆虫ホイホイの状態が続き、毎年数十匹が犠牲になります。
粘液を分泌した花芽は1本1本そびえたつように出てきているので、昆虫にとってはちょうどいい休み場所。ついつい止まってしまったもう最後。恐ろしいです。
何のために粘液を分泌するかはもちろん花芽を食べる昆虫から防御するためだと思いますが、結果的に対象が無差別になるので少々過剰防衛のような気もしますが、これも自然です。
posted by ぁぃ♂ at 18:14| 岩手 ☀| Comment(0) | 気まぐれ写真館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月02日

小梅がほぼ満開

小梅がほぼ満開

庭の小梅がほぼ満開状態になりました。今まで数輪しか咲かなかったのですが、今年はまさかの大量開花になりました。


小梅がほぼ満開

春を教えてくれる生命体がまたひとつ増えたことはうれしい次第。


小梅がほぼ満開

オオフタホシヒラタアブもやってきました。蜜を舐めたり花粉を食べたりしています。
数m離れたビックリグミの木ではフタホシヒラタアブが産卵をしていますが、近くに食事場所ができていい感じになってきました。
posted by ぁぃ♂ at 12:07| 岩手 ☀| Comment(0) | 小梅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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