昨年とった孫株が春になってもご覧の様子。葉の色も薄く、明らかにおかしいです。
四季なりイチゴは長くやっていますが、このようなことは初めてで何が起こったんだろうとしばし考えました。
これは、孫株を育苗している昨年のようす。8本の孫株をとり、その中から3本を選んでプランターに移植しました。
その3本中の内訳は、甘い実をたくさんつけた親株の2本とその他の1本。
しかし、3本の孫株に同じような不調が現れたということは、移植後に何かが起こったということになります。
とりあえず、不調の孫株は再起不能と思われるので、予備として育てておいた別の孫株を移植することにした次第。
土を出してみたら、大変なことになっていました。藍藻の大発生です。
藍藻はどのプランターでも少なからず発生するのですが、ここまで大量に発生している様子は初めて見ました。
藍藻について調べたことを要約すると「土壌中にリン酸が多かったり保水性が良すぎると発生し、土壌のカリウムを消費する」とのこと。
イチゴは実がなる野菜なので、リン酸多めの肥料でした。土はずっと再利用してきたものです。カリウムは根を育てたり株を丈夫にする役割があります。
総じて、この土はもう使えないと判断し、プランターをきれいに洗って新しい土に予備の孫株を植えることにした次第。
新しい土は粒状土の入っていない普通の野菜用培養土にして、排水性を良くしました。これで今年どのように育つのかを見ていきたいと思います。問題が無ければ、次の代の株にも同じような土を用意する予定。
手慣れた四季なりイチゴで過去にないトラブルが発生したので、やはり油断大敵ということですな。気を抜かずにこれからも野菜たちと交流していきたいと思う次第。
posted by ぁぃ♂ at 20:28| 岩手 ☁|
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ベランダ菜園~2021年
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