
3波の産卵を受け数十匹のナミアゲハの幼虫が育っていた甘夏の木ですが、本日最後の幼虫が育った木を降りてサナギになるために出発しようとしています。
来週からは最低気温が氷点下になる予報であり、冬が来る前に全員が旅立つことができてほっとした次第。
この幼虫たちはこれから極寒や寄生との戦いとなり、全員が成虫になれるとは限りません。しかし、それもまた自然。今まで同様、同じ割合で死に、同じ割合で寄生されるわけです。
自然の生態にはできるだけ手を入れたくないのですが、とりあえず食べ物は十分提供し、救援が必要な個体は救援しました。
サナギの引っ越しという最後の救援をこれから行いますが、それが終われば来年の初夏までただ待つのみ。羽化は8か月後です。

これはある日の幼虫の写真ですが、見納めになるので記念に掲載。
かわいかったなー(^O^)